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ランドセル俳人


好きな本です。
島の図書館で見つけて、ピンときて手にとった本。
凛くんの清らかでみずみずしい感性が心に響きます。

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ランドセル俳人の五・七・五 いじめられ行きたし行けぬ春の雨--11歳、不登校の少年。生きる希望は俳句を詠むこと。


「ブランコの鎖を持てば液体窒素」

「虫捕れば手の甲春が叩きけり」-今年はじめててんとう虫を見つけました。捕まえようとすると逃げます。やっと出てきた虫たちを捕るな、と春に手を叩かれたような気がしました。

「老犬の居た後ぬくし星月夜」

「肩並べ冬のアイスに匙ふたつ」

「風花を部屋にまねいて日曜日」



心を打つ芸術は、決して技術だけではないなと感じます。
才能は前提としてあることは確かだけれど…
大切なことは、世界を敏感に感じ取る繊細な感受性と、やさしい心(清らかさ)。
本当にすばらしい芸術、至高の芸術作品は、
読む人見る人を覚醒めさせ、あるがままの自然に立ち返らせてくれる。

彼の俳句も、そんな俳句だと思いました。
悶々としてた時に読んだら、なんだかとても泣けてきて、「何やってるんだ私!」と思って、肩の力が抜けて呼吸が深くなりました。

少ない言葉の中に、これだけの情感というのか、情景というのか、

一瞬で風が香り立つような…

自分も詩を書く時があるけれど、こういうのってなかなか難しくて。
じつは「こうしよう」と作為してできるものではなかったりする。

何も考えていない 作為していない 頭の空白から

ふっと浮かび上がってきた言葉が、じつは一番説得力があったりする。

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