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12月17日夕焼け寺ちゃん活動中 コメンテーター岩上安身 (一部文字起こし)

自民党政権の過半数の議席確保がいったいどういうことなのか、私たちはいったいどんな「未来」を選択してしまったのか、そしてこの現実を認識している人はいったいどれだけいるのでしょうか。

12月17日文化放送「夕焼け寺ちゃん活動中」の中で、岩上安身さんがわかりやすく伝えてくださってます。一部文字起こししました。



Video streaming by Ustream


32:00頃からの岩上安身さんのコメント

[ニュース本音と建前]

コメント文字起こしはここから

「政権奪還!自民党の政策を考える」

T(寺島アナウンサー):「改めて今回の衆議院選挙、いかがですか。」

I(岩上安身):これはですね、「大変なことが起こった」と思うんですけれども、その「大変なことが起こった」ということを国民がほとんどまだ自覚してないだろうし、それから、大変なことを「起こしてしまった」。

一票投じた、あるいは投じなかったことによって、この状況を生み出したんですけれど、自分が何をしたか分かってないと思いますね。これはえらいことです。


T:「それはどういうことでしょうか。」

I:つまり、単独過半数を自民が持ちですね、更に協力する公明党や維新がいて、民主党もいろいろな細かいことは言ってもそもそも消費税増税で賛成してること考えるとですね、400を超えるわけですよ。
3分の2どころじゃない。

T:はい、480の議席の400。

I:400をはるかに超えるわけですね。
で、対立するであろう政党がですね、軒並み一桁ぐらいしかとれてない。未来とか、社民とか、そういうところがですね、もうほとんど、抵抗勢力と呼べる抵抗力を持ちえなくなってしまった。なんでもできる!通常の政策はもちろん、通常の法案はもちろんですけれど、憲法の改正ができる。

早速それを言い始めてますし、昨日(2012年12月16日)の夜の時点から、ガラッと世界はですね、新しい世界に入った。新しい現実に入った。日本は新しい現実に入った。

この選挙結果に「おもしろくない」あるいは「投票に不正があったんじゃないか」いろんなことを言う人がいますが、どうあれこれが日本の現実ですから。
もう、ちょっと、悪夢のような話ですけど、この現実からスタートしなくちゃいけないってことですね。
憲法改正というのは、あくまで抽象的な議論だったような気が、ずーっとしてきたわけですけど、そうではない。本当に、変えられていくと。

そして戦争を遂行される体制、それだけではなくですね、国民の基本的な人権、自由であるとか、民主主義であるとか、権利というものが、かなりの程度制御される。
とくに非常事態を宣言されたときにはですね、国民の公民権のようなものを提示されて、体制に従わなきゃいけないという状況が現出される可能性がある。それは大変なこと、ですね。ファシズムが可能になったってことです。


「ファシズムが可能になった」ということ、これが難しいところ。つまり大日本帝国みたいなもんだろう、ナチスみたいなもんだろう、っていう考えの人が多いんですけど、これは、あのころのナチスも、大日本帝国も、主権国家でした。ところが日本ははっきり言って主権国家ではありません。従属国です。
米国の従属国です。で、米国の描いたシナリオ通りにここまで運んできてしまったんですね。


そうしたら、いったい米国の従属国でありながら、ファシズムって何?
そんなもん聞いた事ないって考えてみてたんです。そしたらね、韓国における、チョンドファン政権、つまり、軍事政権がありました。だけれども、冷戦態勢下でですね、北朝鮮とにらみ合いながら、軍事国家、で、基本的にはアメリカの配下にあるんですよ。
そのイメージが近いのかなと。

だから、我々一般の国民がものを言って、日本の運命を決めていくっていうその権限が著しく制約されると思うとともに、じゃあ、我々の国のエリートが、我々の代表としてですね、日本の主権者としてこの国の命運を決めるのかというと、そうではなくてですね、アメリカの都合のいいように運ばれていくだろうと。
ものすごく、こぅ…考えるとですね、ブルーですね。…うん。

T:岩上さんおっしゃるように例えばその憲法改正案の66条の2項っていうのがあって、「内閣総理大臣および全ての国務大臣は文民でなければならない。」これが、「現役の軍人であってはならない」に、変えられるのではないかと。

I:変えられるんですね。というのが自民党の草案のなかにあるんですけど、自民党の草案この通りにいくかどうかは別なんですけれども、でももうこれだけ自民党が圧勝してしまえば、この「変えてください」ということの話し合いをする制勢力がないですから、このとおりになると思うんですけど。

T:これ「文民でなければならない」が「現役の軍人であってはならない」に変わるとどういうことが起きるんですか?

I:つまり文民統制からですね、軍人が政権のトップに立つということが可能になるということですね。
事実上の軍人。


T:あ、現役でなければいいってことか。

I:退役軍人であればいいわけですよ。
あるいは、一時的にもうこの場合「軍」と呼んでしまいますけど、自衛隊ではなくてね。あるいは国防省ということではなくて。もう「軍人」と呼びますが。
その軍人の中から、制服組の中から、しかも国防軍と名称を変え、交戦権を持ったその「軍人」が、離脱してなることができるし、退役してなることができるだろう。
一種、半ば冗談っぽい話ですけど、田母神俊雄さんが総理となって,三貫を指揮するということが理屈上可能ですよね。田母神さんは、今現役の軍人ではありませんから。

T:これは何を自民党がやりたいってことなんですかね?

I:だから、軍人が直接指揮をする国家ということですよ。
軍人が、軍事組織ではなくてですね、事実上の軍人が、国家を組織する。
要するに軍国主義。日本は、戦前・戦中、途中からですね、文民政党政治というのをほぼ機能停止してしまい、、海軍大臣、陸軍大臣というような人が総理に繋がっていくような時代がずっとありました。
今の日本というのはシビリアンコントロール(文民統制)というのが前提にありますから、文民が就くこと以外ないんですけど、軍人が就くことができるということですよね。

一番恐いことは、やっぱり非常事態法ということは、可能になるということなんですよ

T:今岩上さんから説明受けてますけど、じゃあいったいこれから何がやりたいんだ?

I:戦争ですよ。何やりたいって戦争以外ないですよ。そして、いわば国民が自由であった民主主義的な手続き、つまり、面倒な手続きをして、平和でありたいと願う人がいて、戦争はNOだという人がいて、原発はやめるべきという人がいて、つまり反対者がいるという状態が、民主的な状態ですよね。でも反対者に「黙れ」と言うことができる。あるいはそういう発言もさせない。言論の自由を制約してしまう。そういうことを可能にしてしまうということですよ。


だから、お国が決めたんだったら、一億一心になって、そっちの方向向いて、命令一回動けと。そういうことが可能になってくるということですよ。何をしたいんだって、あれをしたいんですよ。

T:そうやって備えておけば、外に睨みが利くと思ってるんですか?

I:いいえ、違います。そんなまさか。睨みが利くんじゃなくて、むしろリスクを呼んで来るわけですから。睨みが効いてないもないというんではなくて、行うんですよ。

T:これはやっぱりアメリカも?

I:ええ、もちろん。アメリカはずるいんですけどね。こういう方向に背中を押しといてですよ、今アメリカは別のサイドから、日本はウルトラライトになったと。

全世界が今、トップニュースでみんなそれですよ。

昨日ヨーロッパのうちのIWJの通信ががツイッターで送ってきたのは、ドイツのテレビが画面の一面に日の丸。その日の丸の中心が、核のニュークリアのマークなんですよ。

これー、あーなるほどね、「大日本原子力帝国」っていう表象ですね。
つまり原子力ムラの権力によって、日本がさらに軍事的な右傾化も目指したということ。それを前提とする、憲法改正して、極めて軍国主義的な方向に向かうということを鮮明にしている政権を、圧倒的多数で日本国民が選んだ。
日本はとてつもない危険な政権選択をしたということはですね、世界は見てるんです。


で、日本人はですね、うすぼんやりと、何に投票したかわかってないと。
何に投票したか分かってないって言うのはね、すごく驚くのが、東京新聞が出口調査したんですよ。
そしたら、脱原発はいまだにこの時点で世論の6割だって言ってるのね。どういうこと?!
つまりですね、原発はないほうがいいと思ったんだけど、自民党に入れたって言う。
自民党に入れたって言うのはいったい何で?景気を良くしてくれるんじゃないかと。

それから、増税とか、減税とかいうテーマ。だけど、自民党は増税したんだよと。いったい今まで何を見てきたの、という感じなんですよ。

これはね、選択として民主党と自民党しか見せない。あと維新というのを見せて、要するにそのほかのリベラルがあるって事を見せなかった。ようするにあのメディアの世論誘導はすさまじかったってことですよ。
第三極でも維新の50を超える議席というのは、あきらかに自民、民主だけじゃないと、維新もあるぞということを示していた。だからこれだけ票もいったんだということですね。

従って、テレビ新聞が毎日毎日話す中にですね、選択肢を提示しなければ、もう日本国民は、その選択し以外のものに、手を出さない。心の中では違うこと考えてるのに、それが票に結びつかないという、情弱な国民であるということが鮮明になったんじゃないですかね。

ネットと全然違いましたでしょ?我々も実に、ネットの力というのは非力であると。わかっている人たちは沢山いるんですけれども、私たちのネットメディアを支えてくださっているような市民の層は、まだ薄い。
まだまだ必死さも足りなかったという風に思いますね。



A-RKF0vCUAEDEto.jpg

転載:ツイッター

nicomeguide ratatouille 12月17日 今ドイツARDのニュース見てるんだけど、日の丸の中に原子力のマークが。。。 pic.twitter.com/WjlrmP1N
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コメント

Re: タイトルなし

なんでせんたくしちゃったんでしょうね。あれだけ、ひどい経験してきておいて、本当にそういう道(戦争)を望んでるはずはないのに。原発も。
多分その国民自身に自覚はないでしょう。そこまで深く考えて票入れてるのかなって思います。
だから責任感もない。
もう、わけわかんなくなっちゃって。

私は、中国や韓国がそれを誘導したとは考えていません。
テレビや新聞は、日本人に彼らを嫌いになるようにあえて誘導しています。
個人レベルで、韓国や、中国を嫌ったら、本当に戦争につながってしまうし、それこそ、テレビ・新聞、そしてその背後に動く「奴ら」の思う壺です。

2012/12/19 (Wed) 16:54 | Hiropan #- | URL | 編集

日本の右傾化は国民自らが選択したものでは?

中国は体制維持のために殊更愛国を強調し日本を非難、攻撃
し、韓国に至っては為政者が人気取りのために
「(天皇に)韓国に来たければ独立運動の犠牲者に土下座し
て謝罪しろ」
などと放言。

これらの状況を潜在的に不快に思い(「不安」や「恐怖」に
あらず)、勇ましい事を言う政治家や文化人を応援したくな
る・・・

中・韓両国の反応は、いわば「マッチポンプ」と言えるもの
で、「上手くやったな」と言うのが正直な感想。
(こうすることで、「日本脅威論」を喧伝できるため)


「こうして、拍手と喝采の中
 民主主義は死んでいくのね・・・」

パドメ・アミダラでなくとも、現状を見ると
こう嘆きたくなるものです。

2012/12/19 (Wed) 06:18 | 尚古堂 #opgku/VY | URL | 編集

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