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原発作業員の方のお話

福島にいたとき、原発で作業しているという方に偶然お会いしたことがあります。
その人は、その時点で既に一度原発の収束作業にあたられており、数ヶ月休んで、また作業に行かれるとお話されていました。

生々しい現場の状況に、そのときの私は言葉を失ってしまいました。

とにかく現場は粉塵がすごくて、マスクを外すと、そこだけ白く後が残るのだそうです。
作業から戻ると、作業員の方達が待機する建物に入る前に、プールが用意してあってそこで粉塵を洗い流してから中に入るのだとか。

作業員Aさん「俺がいる間に3人亡くなった。一人は年下でまだ27歳だった。」

「休憩してて、さて、そろそろ行くか、って立ち上がると、(その人は)そのまま動かない。さっきまで横でタバコ吸ってたと思ったら。」

私「それは本当なんですか??そんなこと、テレビでも新聞にも出てないし…いったいどういうことなんですか??」

Aさん「家族には口止め料が支払われる。これで黙ってて。それでおしまい。」

「寝てる間にも、担ぎ出されていった人がいる。」

「遺体に線量計を近づけると、100ミリシーベルト(ごめんなさい、ここが曖昧で…100か200だったと思うんですが…)の針が振り切れる。」

私「ミリですか?マイクロじゃなくて??」

Aさん「ミリ、だね。」

「線量が高いから、遺体を家族に返すこともできない。」

その方に会ってからだいぶ時間が経ってしまって、詳細部分の会話を思い出すことができないんですが、確かに、そんなことを話されていました。

その方が作業に入られたのは、ほんとうに事故後まもなくのことなのではないかと思います。
このお話の中では、その方の「予想」もどこかに含まれるのかもしれないし、この話の真偽をどう確かめたらよいのか…、それを証明することはとても難しいけれど…。

ただ、現場で何が起きているのか、実際その場で働く方達の姿や声というのは、あまり聞こえてこないし、見えない部分がありすぎて、「確かに、あっても不思議じゃない。」と思えてしまうのです。

その方は確かにそのようにお話されていたし、私は聞いたことをそのまま書いているに過ぎません。
もしかして(ある方面からしたら)書いちゃいけないことなんでしょうか…?

そのときの私は、その方の背中を見送りながら「どうかご無事で」と祈ることしかできませんでした。


2012年3月 5日【月】Radio News たね蒔きジャーナル
Download Full Version(MP3) : http://bit.ly/wMq1Cq
東日本大震災から1年~原発事故を支え続ける作業員
福島第一原発事故から1年になろうとしています。ここまでの状態を保つために、福島第一原発では壮絶な闘い続けられています。爆発を起こした建屋、がれきが散らばる敷地、­とんでもなく高い線量の放射能、こうした中での作業は想像を絶するもので、その実態はどこまで明らかになっているのでしょうか?また、政府が言うように冷温停止状態になっ­ているのでしょうか?上田崇順アナウンサーが福島に取材に行き、貴重な作業員の証言をおさめてきました。上田アナが、福島第一原発で闘う作業員の実態を克明に報告します。





○いま原発作業員がおかれている現状 26:44 から『原発作業員~その後』


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